しつこい疲れは、ストレス過多の「副腎疲労」かも?

こんにちは、ニュートラジェンの石井です。

 

 

年末も押し迫ってまいり、あれもこれもと気持ちばかりが先走りになる毎日です。

ハッと立ち止まると、「もしかして、私、ものすごく疲れてない?」と気が付くことがあります。

疲労やストレスが知らず知らずに溜まっていることが皆様にもあると思います。

 

 

ところで、実は人体には、「疲労やストレスを軽減する器官」が備わっていることをご存じですか?

それは、副腎(アドレナル)です。

 

 

副腎って何だろう?

 

 

副腎って、どこにあるかご存知ですか?

副腎はクルミと同じ大きさで、形は三角のピラミッドのような形で腎臓の上にあります。

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2つの部分から構成されており、外側にある皮質(副腎皮質)と呼ばれる部分と、内側の髄質(副腎髄質)と呼ばれる部分で、体の恒常性を保つために重要なホルモンを分泌する臓器です。

 

副腎は血圧、血糖、水分・塩分量などの体内環境を常にちょうど良い一定の状態に保つためのホルモンをつくっています。これらのホルモンは生命の維持に不可欠ですが、多すぎても少なすぎてもいけません。

 

 

 

 

副腎が作り出すホルモン

 

【副腎皮質】は、コルチゾールアルドステロンと呼ばれるホルモンを産生します。コルチゾールはストレスから体を守り、糖利用の調節、血圧を正常に保つなど必要不可欠なホルモンです。アルドステロンは塩分、カリウム、水分のバランスを保つのに重要な役割をします。

コルチゾールは生きていくのに絶対必要なホルモンです。

 

【副腎髄質】アドレナリンノルアドレナリンというホルモンを産生します。これらのホルモンは、心臓や血管をはじめ全身の機能が正常に働くのにいろいろ重要な役割を持っていますが、なかでも非常時に血圧を上昇させたり、心臓から血液を送り出す力を強めたり、エネルギー源としてブドウ糖を血中に増加させたりする重要な働きをします。

 

 

副腎が疲労したら・・・

 

その副腎が疲労してしまったら・・・・?

 

1990年代に米国の医師ジェームズ・L・ウイルソンによって提唱された概念の「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)」

 

副腎疲労の大きな特徴は極度の疲労です。

 

アメリカの栄養療法の権威ジョナサン・V・ライト医学博士によると、副腎疲労に苦しむ人々に共通する主訴は「乗り越えられない、我慢できない」疲労感だそうです。

 

しかし、血液の検査や尿検査、CT検査など、目に見える検査のすべてが正常であるため、病気は存在しないと考えられ、複数の医師に“たらい回し”されるケースが多いそうです。時には、精神的な問題と精神科の治療に回されるケースもあるのです。

 

 

副腎疲労の原因

 

副腎疲労の原因は数多く存在しますが、大きな原因は、ストレスです。

 

ストレスには軽症から重度のものまであり、原因も様々です。ストレス源が何であれ、副腎は「すべての」種類のストレスに反応しています。

 

体がそのストレスに適応できなかった場合に、副腎疲労は起こります。

 

プレゼンテーション1簡単にストレスの原因となることを図にしてみました。

ストレスに耐える能力は個人差があり、あらゆる年齢、職業の誰もが副腎疲労を患う可能性があります。

 

 

 

 

副腎疲労の推移

 

第1段階 コルチゾールが過剰に分泌される

ストレスを感じるものの、やる気を動員すれば仕事などに立ち向かっていける状態。

 

第2段階 コルチゾールが徐々に分泌されにくくなる

副腎のオーバーワークによりコルチゾールを産生する能力が低下すると、やる気や集中力が低下。さらにストレスを感じやすくなる悪循環が始まります。

 

第3段階 コルチゾールがほとんど分泌されなくなる

副腎疲労の状態へ。起き上がることができなくなる、 強いめまいが起こる、うつ病のような状態になるなど、社会生活が困難な状態になってしまいます。

第2段階目に差し掛かった頃には、必ず自覚症状が出てきます。以前に比べて「疲れがとれない」「やる気が出ない」と気になり始めたら、まずは生活習慣を見直し、第3段階に進まないようにしましょう。

 

 

副腎疲労に対抗するために

 

副腎がストレスに反応するとき、細胞の新陳代謝が促進され、燃やす栄養素は通常必要とされる数の何倍にもなります。良質な食料はこれらの栄養素の最適な供給源です。偏った食事は主要な原因の一つとなるので要注意です。

 

そして、副腎がためこんでしまった疲労を回復させるためには、私たちの体を動かすエネルギーを作る「TCAサイクル」(エネルギー産生サイクル)を動かすことが大切です。

 

ニュートラジェン-51-1TCAサイクルを回す能力を高めるサプリメントとして有効なのは、ミトコンドリア内での化学反応を強力に推し進める補酵素として働く「コエンザイムQ10」や「αリポ酸」、そして「ビタミンB群」などがたっぷりのニュートラBK9がお勧めです。

 

 

 

 

まずは、睡眠不足にならない、バランスよく食べる、ストレスをためない工夫を忘れずに!!