コンビニに近づくな! 超加工食品(ウルトラ加工品)の危険

日々、食べている食品には、様々な種類がありますよね。

 

●未加工またはわずかに加工されている食品 :(野菜・果物、豆類、米、パスタ、卵、肉、魚、ミルクを含む)

●家庭で調理に使う材料(塩、植物油、バター、砂糖など)を使って最少限の加工がなされた食品

●加工食品(塩分を添加された野菜の缶詰、砂糖でコーティングされたドライフルーツ、塩蔵肉、チーズ、包装されていない焼きたてパンや、砂糖、塩などの家庭で調理に使う材料のみをある程度添加した食品)

●超加工食品(ウルトラ加工食品)

 

 

(⊹^◡^)ノo゚。*こんにちわぁ~*、ニュートラジェンの石井です。

 

今回は、この超加工食品(ウルトラ加工食品)について、お伝えします。

 

このほど、フランス国立保健医学研究所は、超加工食品(ウルトラ加工食品)の摂取レベルと癌の関係を調べる研究を行い、超加工食品の摂取量が多いとあらゆる癌のリスクが有意に高まると報告がされました。

(データはBMJ誌電子版に2018年2月14日に掲載)

 

 

超加工食品(ウルトラ加工食品)とは

 

 

超加工食品には(ウルトラ加工食品)には、どんなものがあるのでしょうか?

 

大量生産され包装されたパン大量生産された菓子やデザート、袋入りスナック、炭酸飲料、甘味がついたシリアル、ミートボール・チキンナゲット・フィッシュナゲット・保存料を添加した肉加工品、即席麺・即席スープ、冷凍食品・常温保存可能な調理済み食品。

 

これらの食品群を見て思い出すものがありませんか?

 

そうです、コンビニです。

 

便利なコンビニに置かれている食品の多くは超加工食品(ウルトラ加工食品)と考えて良いでしょう。

 

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今回の調査結果

 

 

French NutriNet-Santeコホートから健康なフランス人成人104,980人(男性22%、女性78%)(平均年齢43歳)が調査の対象となり、季節による変化を考慮して6カ月毎に複数回行い、ランダムに割り当てられた2週間の中から、平日の2日と週末の1日について、24時間に食べた食品を、3300種類の食品から選んで回答。

超加工食品の摂取量が最も多い群は少ない群に比べ、年齢が若く、喫煙者が多く、学歴が低く、癌の家族歴が少なく、身体活動度が低い傾向を示したそうです。

 

食品群別に超加工食品の摂取割合を調べたところ、最も多く摂取されていたのは

★砂糖を多く含む加工食品(26%)

★飲料(20%)

★澱粉質の多い食品と朝食用シリアル(16%)

★過度に加工された野菜・果物(15%)となっていた。

 

今回の検査の結果、超加工食品の摂取は、あらゆる癌のリスク上昇に関係していました。

食生活に占める超加工食品の割合が10ポイント増加すると、あらゆる癌と乳癌のリスクが10%超上昇!

超加工食品の摂取が急速に増えていることから、さらに研究を進めて、食品加工の多様な面(栄養の組成、食品添加物、包装素材など)がこの関係に及ぼす影響を調べる必要があると結論しています。

 

なお、この研究はフランス社会問題及び健康省などの支援を受けています。

 

 

 

超加工食品(ウルトラ加工品)と添加物、添加糖

 

 

では、なぜ超加工食品は、なぜ癌を招くのでしょうか?

 

★ 超加工食品には、家庭で調理する際には加えない添加物(水素添加油脂、加工澱粉、蛋白質加水分解物など)や砂糖や油脂などを非常に多く含む食品です。

また、水素添加・加水分解・成形・下揚げといった処理や、香料、色素、乳化剤、人工甘味料などの添加が施されています。

 

超加工食品の原材料表示を見てください。

「コチニール色素、ファットスプレッド、ソルビン酸K、発色剤、亜硫酸ナトリウム、ゲル化剤・・・・」

 

どれほど、多くの添加物が使われているか気が付くでしょう。

 

 

★ また、ブラジルのサンパウロ大学栄養学科のカルロス・アウグスト・モンテイロ博士らの研究チームの報告では、超加工食品の普及と添加糖の摂取量の関連性を見出しています。

研究チームは米国人の国民健康栄養調査の2009年から2010年の9000人以上の食事データを用いて詳細な解析。

その結果は、

  • 超加工食品の摂取カロリーは総カロリーの約58%を占めている。
  • 添加糖の約90%は超加工食品から摂取している。
  • 超加工食品に含まれる添加糖の含有量は平均21.1%で通常の加工食品(2.4%)の8倍以上、非加工食品(平均3.7%)の5倍以上だった。

 

つまり、超加工食品と添加糖は密接な相関関係があるということになります。つまり、今のアメリカ人の摂取している半分のカロリーは超加工食品で、そこに砂糖が90%含まれていることになります。

 

 

超加工食品は添加物が大量に使われているのに加えて、通常の加工食品と比べてはるかに多くの砂糖が添加されています。

これらが、癌のリスク、あらゆる疾病のリスクを高めるのです。

 

 

 

超加工食品(ウルトラ加工食品)を食べてしまったら

 

 

便利なコンビニ、ちょっと寄り道したくなるコンビニ

 

待って、待って、待って~~~~

 

223346コンビニに立ち寄る前に、そこには健康を脅かすウルトラ加工食品怪獣が、砂糖と添加物まみれの怪獣がたくさん住んでいると想像してみてください。

 

 

もしも、ウルトラ加工食品怪獣に捕まって、砂糖と添加物まみれになったとしたら、毒素排出のために手っ取り早い方法は、お水をまずしっかり飲み、食物繊維が入ってる食材をたっぷり摂る。

そして、半身浴などで汗をかく。

 

まずは、便と尿、汗などで、まずは排出するように心がけてくださいね。

 

 

 

代謝で大きな役割を担っている臓器が肝臓です。

エネルギー源となるグリコーゲンを貯えて必要に応じてエネルギーを生成するほか、身体の作用に必要なたんぱく質の生成および分解、コレステロールの生成、アルコールや身体に有害な物質の分解や解毒などの働きがあります。

ビタミンやミネラルの一部は、肝臓で行われる代謝に利用されます。

特に「亜鉛」や「セレン」は、強い味方になります。

NUTRA VITAには、ビタミンやミネラルをたっぷり配合。

ウルトラ加工食品怪獣と戦う武器にしてください。

 

 

いつもお伝えしているように「You are what you eat 」 健康は食べ物で決まります。

 

お忘れなく~