疲れがたまる、お腹の調子もイマイチ(涙)もしかすると・・・・
疲れがたまる~
寝ている気がせず、朝も起きられない。
ここのところの猛暑。
寝苦しい日々を送られていて、疲れがたまっていくとおっしゃる方が増えています。
この疲れの原因、もしかすると副腎からきているのかも!!
ところで、皆さん、副腎ってどこにあるかご存知ですか?
副腎は腎臓の上にあるアーモンド大の臓器です。
この副腎は実はすごく重要な役割をしているのです。
生命維持のため、体のさまざまな機能調節の役割を担うホルモン。
中でも副腎から分泌されるホルモンは、ストレスなどから体を守るホルモンが分泌されます。
副腎でも、周辺の皮質という部分から分泌されるのはステロイド(副腎皮質)ホルモン。
その代表であるコルチゾールはストレスから自分の体を守るのに必須のホルモンです。
ストレスを受けた時に分泌して血液中に放出し、体中に行き渡ります。
コルチゾールの分泌が低下し、コントロール出来なくなった状態を「副腎疲労」といいます。
「副腎疲労」をしているとこんな症状が出てきます。
- 慢性的な疲労を感じる
- 朝起きられない
- 感情の起伏が激しくなる
- 記憶力や思考力の低下
- 性欲減退
- 睡眠障害
- 甘いもの、塩辛いものが食べたくなる
★「副腎疲労」の原因を考えてみましょう。
まずは、なんといっても精神的なストレス!
そのストレスに
コンビニ食やレトルト食品などの添加物や砂糖を多く使ったカロリーのみで栄養が不足している食事、喫煙、慢性的な薬(合成薬品)の摂取。
そこに加わる、過労、睡眠不足、アレルギー、感染症などの肉体的なストレス。
それらが合わさると「副腎疲労」を起こします。
★見極めにくい「副腎疲労」
「副腎疲労」の原因が、鬱(うつ)病と似ていることから、医師でも見極めが難しいのです。
鬱だと判断されて、抗うつ薬を処方されてしまう可能性もあります。
そして、薬に依存し、症状改善が見られないまま過ごしてしまうことにあります。
しかし、多くの副腎疲労の人は、腸が慢性的な炎症を起こして下痢や便秘を患っていることも多いのが特徴です。
疲れが取れない、落ち込みやすい、眠れないなどの症状が出たり、下痢や便秘を繰り返すなどの症状が出ると、副腎が悲鳴をあげていないかどうか一度疑ってみてください。
★副腎を疲労させないために
副腎を疲労させないために、大切なこと。
① ストレスをためない
一番重要なのは「ストレスを減らす事」です。
そのためにはストレスとなる原因を知ること!!
そして自分の限界を知ることです。
自分の限界を超えて頑張りすぎることは副腎に大きな負担となります。
② きちんと睡眠、休息をとる
ストレスを緩和させるためにも、睡眠は大切。
③ 食事の工夫
副腎から分泌されるホルモンの材料となるのは、日々のお食事。
※副腎に良い食べ物として積極的にとりたいのは、ホルモンや組織の材料となる
「良質なたんぱく質」と「良質な脂質」
※糖質のコントロールが特に大切。
砂糖や炭水化物を摂り過ぎるとインスリンの分泌が高まります。
インスリンはコルチゾールの分泌を低下させてしまうため副腎疲労が悪化します。
④ 栄養素
●ビタミンB群:
ビタミンB群は、ホルモンの生産過程で大量に消費されます。副腎疲労の人が不足しやすい栄養素
●ミネラル:
腸に不調を抱えていることが多い副腎疲労の方、腸でのミネラルの吸収がうまくいかずに不足しやすい栄養素。
●ビタミンC:
副腎には、血中濃度の150倍ものビタミンCが存在する。そして副腎はビタミンCの力を借りて、ストレスに対抗するホルモン「コルチゾール」の産生を調整しています。
⑤ グルテンフリーにする
腸に慢性的な炎症を起こしている人の多くが小麦に含まれている
グルテンが原因の場合が多くあります。
パスタやうどん、お菓子、ケーキなどを、蕎麦や米粉パンに変える
日本人は、どうも頑張りすぎる人が多く、ストレスをためすぎてしまう傾向があります。
「頑張りすぎてるな」と感じる時は、早々に仕事を抜け出して、趣味を楽しむとか、ゆっくり音楽を聴くとか、自分を楽しませることをして、上手にストレスを落としてあげましょうね。
「なんとかなるさ」ぐらいの気持ちで、物事を捉えて対処していくぐらいが丁度良いのかもしれませんね。
そして大切なことはやはり日々の生活
★ 糖質を抑えて、良質なタンパク質と良質な脂質を摂る
★ 良質な睡眠
★ ストレスを溜めない
★ 適度な運動
この王道は変わりませんよね!!