病気とは何か?いつから治療をはじめるの?

そもそも病気とは何か?

病気とはどういう状態で、何が原因となるのか?

皆さん不思議に思いませんか?

 

こんにちは

ニュートラジェンの石井です。

 

私たちは日頃、ちょっとした風邪にかかっても

重篤な症状に対しても「病気」という言葉を

使います。

 

では、病気とは何か?

ウィキペディアでは、

病気(びょうき)、(やまい)は、

人間や動物の心や体に不調または不都合が

生じた状態のこととあります。

 

実は、西洋医学と東洋医学では、病気と捉える

観点が違い、治療をスタートする時点も違うと

いうことをご存知ですか?

 

ウィキペディアと近い捉え方をしているのは

どちらでしょうか?

 

西洋医学と東洋医学を比較しながら

考えてみましょう。

 

 

《健康体》

西洋医学…データ的に何もみつからない状態。

東洋医学…気 ・血・ 水がスムーズに巡り、

五臓六腑のバランスもよい状態。

 

《未病(軽度)、(重度)》=自覚症状と

しては、体調不良、不定愁訴などがある状態の

こと。

西洋医学…検査の結果は異常なし、

健康体に属する。

東洋医学…気・血の滞りなど不調が見られる。

食養生を中心に、時には漢方薬を用いながら

改善を即す治療をスタート

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《病気》

西洋医学…データに異常値があり、生活習慣病、

高血圧、糖尿病など病気と診断され、

治療スタート

東洋医学…定期的な漢方薬、食養生、鍼灸治療で

改善を試みる。

 

《慢性化、重病》

西洋医学…長期的な投薬治療が必要。

それに伴う副作用の懸念

東洋医学…長期的な治療が必要。

漢方薬、食養生、鍼灸治療を併用する場合も

ある。

 

いかがですか?

西洋医学と東洋医学では、治療をスタートする

ポイントが異なりますよね。

 

 

それはなぜか?

西洋医学は、あくまでもデータ重視

検査データの平均値から、一定の正常値という

基準を定めて、数値が正常範囲内なら、

自覚症状があっても病気と見なされないのです。

 

対して東洋医学は

正常値という概念がありません

四季の変化や生活環境によって

健康な状態も異なると考えます。

そして、それぞれの健康な状態が崩れると

未病へと傾くと考えます。

体調不良などの自覚症状が出たときは、

未病とみなし治療をスタートさせ、

その先の病気に進ませないようにするのです。

 

肩こりや、腰痛、なんだか疲れる、頭痛がする

そういった自覚症状があるということは

病気へ進む可能性もある未病状態です。

 

ウィキペディアでは、「病気とはや体

不調または不都合が生じた状態」のことと

ありましたね。

ということは、東洋医学において、

自覚症状がある未病も病気ということです。

 

だからこそ、ちょっとした自覚症状を

見逃さない!!

 

それには、自分の体と日々向き合い、

体の声を素直に聴く、そして変化に気づく

日々を過ごすことが大切なことだと私は思います。