3月8日は「国際女性デー」
本日、3月8日は、女性にとって大切な日。
International Women’s Day
『国際女性デー』です。
こんにちはヽ(^0^)ノ
ニュートラジェンの石井です。
1904年3月8日、今から115年前に
ニューヨークで女性労働者が女性の参政権を
求めたデモに起因して、世界で女性の
地位向上を呼びかける動きが活発に
なりました。
1910年、
コペンハーゲンでの国際社会主義者会議にて
「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」
記念の日を作ろうと提唱されました。
それから65年がたった1975年の3月8日以来
この日を『国際女性デー』と国連が定めました。
それ以降、毎年、国連がテーマを決めています。
2019年、今年のテーマは
「Think equal, build smart,
innovate for change:
平等に考え、聡明に構築し、変化のための
革新を!」
このテーマは、とりわけ社会保障制度や
公共サービスへのアクセス、安定したインフラと
いった分野に着眼したうえで、
ジェンダー平等と女性のエンパワーメントを
促進する革新的な方法を重視しているそうです。
ジェンダー・ギャップ
『国際女性デー』が制定されてから44年
実際ジェンダーのギャップは縮まっている
のでしょうか?
ジェンダー(gender)とは、
生物学的な性別(sex)に対して、
社会的・文化的につくられる性別のことを
指します。
世の中の男性と女性の役割の違いによって
生まれる性別のことです。
そこで、取り上げてみたいのが、
昨年の12月に、世界経済フォーラム(WEF)で
発表された各国の男女格差の度合いを示す
2018年版
「世界ジェンダー・ギャップ報告書 2018」
経済・教育・保健・政治の4分野14項目の
データを元にして、各国の男女の格差を分析した
結果で調査対象は世界149カ国。
男女差が最も少さい国はアイスランドで、
10年連続してトップ。
1 . アイスランド 0.858
2 . ノルウェー 0.835
3 . スウェーデン 0.822
4 . フィンランド 0.821
4位までは北欧の国が並んでいます。
5 . ニカラグア 0.809
6 . ルワンダ 0.804
5、6位はアフリカにある国
アメリカは51位。
では、我が国、日本は・・・
前年より4つ順位を上げて110位となりましたが、
アジアの中でも、世界全体でも下位に位置して
います。
えっ、Σ(゚д゚lll)
そんなに低いの~~~~
ちなみにアジアの中で貧困国と言われている
ラオスは26位です。
なぜ、日本が低い順位なのか?
主な理由は、経済と政治の分野のスコアが
著しく低いからです。
経済は117位、政治は125位です。
全体としてジェンダー・ギャップは
解消へ向かっているものの、その改善の速度は
ゆっくり。
地域差が大きくありますが、このまま進めば
ギャップが完全に解消するまでに108年は
かかるそうです。
ジェンダー・ギャップが解消されるということ
ジェンダー・ギャップ
ジェンダー問題は、男女間だけを問題にすれば
良いのか!
第3の性という問題ももちろん見過ごせない!
「男ならこうあるべき」
「女だから、当然こうすべき」
「社会人ならこうあるべき」
「男が家庭を養うべき」
「子供が小さいうちは、女が子育てすべき」
特に日本は、こういった「あるべき、すべき」で
育った人が多いのでは?
女性も男性も、もちろん第3の性も関係なく、
家庭をもてば家計の責任や
子供をもてば子育ての責任、
そして社会人としての責任を
共に分ち合いながら、
生きていける社会を目指していく。
1人ひとりが、「あるべき」から自由になり、
自分の「なすべき」で社会に貢献し
共に支え合う社会を目指す。
どの性にとっても、それぞれにとって
風通しがよい社会となることを
「国際女性デー」にちなんで
改めて願いたいと思います。
ところで、3月8日の「国際女性デー」
イタリアでは、「FESTA DELLA DONNA
(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」
とされ、男性が日ごろの感謝を込めて、
母親や奥さん、会社の同僚などにミモザを
贈ります。
このことから「ミモザの日」とも呼ばれるように
なりました。
ミモザを贈られた女性たちは、そのミモザを
胸や髪に飾り、家事や育児から解放され、
女同士で外食したり、おしゃべりに
興じたりして楽しむそうですよ!!
私も、今週の水曜日の夜は、ママ友さんと
イタリアンをいただいて、しばし仕事や家事を
忘れて楽しみましたよヽ(*´∀`)ノ
女性の皆様も、たまには
「あるべき姿」を忘れて
気持ちに素直に過ごす一日を
お過ごしくださいね。