将来を見据えた砂糖対策を!!
「2020年までに、英国政府の政策目標通り、
食品の糖分を減らせると、子供の肥満や肥満
関連疾患の減少につながり、英国・国民保健
サービスは、10年間で2億8,600万ポンドの
節約できるようだ」
という英国オックスフォード大学等からの
報告を見つけました!!
こんにちはヽ(^0^)ノ
ニュートラジェンの石井です。
なんでも政府の砂糖削減目標を
完全に達成すると、子供の肥満者の割合を
減らすことができるそうで
それが減らすことができたら
なんと!!
成人では、2型糖尿病が15,5000件減、
心血管疾患が3,500件減、
大腸がんが5,800件減につながり、
10年間で2億858万ポンドの医療費節減に
つながる可能性があるそうです。
2億858万ポンド Wow(°д°)
日本円に換算すると400億円強でしょうか!!
すごい金額ですよね!!
イギリスでは拡大を続ける肥満への国レベルでの
対応を促すために2018年4月より
シュガー・タックス(砂糖税)を導入しました。
シュガー・タックス(砂糖税)とは、
清涼飲料などに対して、砂糖の含有量に応じて
課す税金、または課税の仕組みです。
別名「 ソーダ税」とも呼ばれているものです。
税額については下記のように定めています。
● 100mlに5グラム以上の砂糖が入っている
飲み物 1リットルにつき18ペンス (26円)
● 100mlに8グラム以上の砂糖が入っている
飲み物 1リットルにつき24ペンス(36円)
清涼飲料水の代表コカ・コーラ
コーラには330mlの缶に約35グラムの砂糖が
入っています。
これは角砂糖7個分に当たります。
ということは、330mlの缶は約8ペンス
(12円)は税金がかかるということです。
これを安いとみるか高いとみるかは人それぞれ
しかし、税金が加算されることによって
過剰な砂糖が将来どんな病気に繋がり
体を蝕んでいくことを子供の内から啓蒙されて
育つことになれば良いですよね。
実は、このシュガータックス
導入しているのはイギリスだけでありませんよ。
欧米諸国をはじめ、アメリカでは
一部の都市がぞれぞれシュガータックスを
導入しています。
アジアでも広がってきています。
日本では議論には上がっているそうですが
シュガータックスは導入されていません。
それは、欧米諸国と比べれば
肥満率が低いことが原因かもしれません。
しかし、砂糖の功罪は、ご存知のように
肥満だけにとどまりません。
私が前々から懸念しているのは至る所にある
自動販売機。
小さな子供にも、簡単に甘い清涼飲料水が
購入できるようになっていますよね。
シュガータックスの導入も大切だと思いますが、
子供たちが簡単にそれらを手にできないシステム
タバコの自動販売機と同じような機能を
清涼飲料水の自動販売機にも持たせられないの
だろうか?
その導入にも時間がかかるので、
まずは、親が賢くなって、子供に与えない!!
その一歩からスタートさせてみましょう。