夏休み~ 子供の学力格差につながる栄養格差

夏、夏、夏、夏
夏休み~~~~~

 

こんにちは(●”∇”)ハロー♪
ニュートラジェンの石井です。

 

今週から夏休みに入ったお子様も
多いのでは?

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高校3年生の我が息子も夏休みに入りました。

 

学校には通常はお弁当を持って通っているので
お昼を用意するのは私にとっては当たり前。

 

だから、あまり苦には感じませんが、
給食がある学校に通っているお子様が
いらっしゃる家庭では、夏休みは
家庭でお昼を用意しなくてはなりませんよね。

 

家は片付かないし、ご飯はいるしで
夏休みの時期はストレスが増える
お母様方も多いのでは?

 

今回は、そんな夏休みの子供の栄養について
少し考えていただきたくてブログを書きました。

 

 

実は、貧困の子どもはそうでない子に比べ、
成長に欠かせないタンパク質やマグネシウム、
カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラル、
ビタミンA、ビタミンCなどのビタミン栄養素の
摂取が、少ないことがわかっています。

 

また、総エネルギー量においても、
貧困の子どものほうが少なくなっています。

 

貧困の子どもと、そうでない子どもの
栄養摂取量に違いがなかったのは、
平日の昼食だけ。

 

平日の昼食というと、給食ですよね!!

 

そうです。
給食は、貧困の子どもにとって、
タンパク質や野菜をきちんと摂れる
貴重な食事なのです。

 

給食頼みなのです。

 

1ヶ月以上も続く夏休み

 

給食頼みの子供たちにとっては
栄養においては危機的状態。

 

夏休みを栄養不足状態で過ごすということです。

 

食事で摂取した栄養は、まず生命維持のため
脳と臓器を働かせるために消費され、
次に骨を構成したり病気やウイルスに
対抗するために使われ、解毒にも使われます。

 

次に目の活動やホルモンバランスを整えたり、
ケガをしたときなどは修復するために使われます。

 

栄養不足状態が続くということは、
それらの機能がきちんと働かないと
いうことです。

 

もちろん栄養不足は、精神にも影響します。

 

そうなると、勉強する意欲、働く意欲、
生活する意欲、総じて人生全体への
意欲が低くなります。

 

その結果として子どもの「学力格差」が生じ、
「貧困格差」が連鎖していくのです。

 

「栄養格差」が、「学力格差」を生み出し、
「貧困格差」が連鎖していく・・・・・

 

 

NPO法人や民間団体、個人などが
無料か安価で食事を提供する「子ども食堂」も
全国に広がってきており、全国に2000ヶ所以上
あることがわかっています。

 

私もお手伝いをしたいと常々思っている
活動です。

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食堂の利用者を限定しない所も多くなってきて
おり、誰でも利用できるようにすることで、
「貧困の子どもが行く食堂」という印象が
薄まり、地域交流や子どもを見守る環境が
生まれやすくなるという狙いがあります。

 

 

自治体が活動を支援する動きも出てきています。
 

 
もっと多くの支援で、「子供食堂」の活動が
広がり、少しでも「栄養格差」が縮まることを
願うとともに、「子供食堂」まではできなくても
調理のボランティアならできる!!

 
 
ボランティアスタッフを募集していないか
探してみますヽ(*´∀`)ノ