知っているか!知らないか!?
アメリカではかつて何人かの大政治家がデジタルデバイド(パソコンやインターネットなどの情報技術を使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる、待遇や貧富、機会の格差)をなくそうとし、学校や教育制度などの改革に尽力したのはもう20年以上も前のことです。
今、より大きな社会的危機を感じております。
それはデジタルならぬニュートラデバイド・栄養格差(食や栄養知識の有無により健康に差がでること)の広がりです。
栄養補給や食の改善の知識が、長期間の間にどれだけ人々の健康に差をつけてしまうことか!
私たちは誰でも100歳以上まで元気はつらつと健康な生活を楽しむ能力と権利を与えられています。
ただその能力を引き出すかどうかだけです。
栄養と生活習慣による予防こそが健康を維持する最大の道具だと、私は思っております。
微量栄養素の慢性的不足、つまりビタミンやミネラル類の不足、必須脂肪酸の欠乏、あるいは食物繊維の不足など、これらは、短期的には大きな問題にはなりませんが、長期的には、いずれ何らかの病気や短命に至る確実な道です。 このことだけでも知っているといないとでは大きな違いが出来ることは明らかなのです。
これが現代のニュートラデバイド・栄養格差の始まりです。 今後この格差は世代を超えて子から孫へと連鎖していく可能性もあります。
それにストップかけるには、一人一人が積極的に知識を得ることから始まるのではないでしょうか?
栄養補給や食の改善の知識が、長期間の間に人々の健康に大差をつける。
今後この格差は世代を超えて子から孫へと連鎖していく可能性があるとすれば、
それにストップをかけるには、一人一人が積極的に知識を得ることから始まるのではない
でしょうか?