漢方薬の力

漢方薬

皆さんは、寒くなって風邪など召されていませんか?
私ごとで恐縮ですが、強力サプリメントを摂り始めてから10年。
その間、一度も風邪を引いておりません。
そんな私の経験を踏まえて今回のお話をします。

実を言いますと、私はヴァイタとBK9以外にも以前からほぼ毎日のように
摂っていたものがあります。
それはある漢方薬なのです。
漢方薬は西洋薬とはまったく異なり、体全体のバランスを整えることで病気を治療します。

私たちには元来、体の調子や状態を元通りに戻そうとする力が備わっています。
例えば、多量の汗をかくとそれ以上水分が外に出て行かない
ように尿の量が少なくなります。

気温が低くなると体温を上げようとしてふるえや熱産生が活発になります。
また末梢血管を収縮させ、熱が逃げないようにします。

このように、外からの影響を受けても内部環境を一定に保とうとする性質を
恒常性(ホメオスタシス)と呼びます。

漢方薬はこの恒常性を取り戻すことによって、全体のバランスを整えます。
また、漢方薬は自然治癒力の増強を行います。

漢方薬が恒常性を元に戻すように働きかけることから分かる通り、
漢方薬はその人に本来備わっている力を引き出すことで病気を治します。

このように、西洋薬とはまったく異なる働き方で作用するのが漢方薬なのです。
ニュートラジェンが推進する『栄養で健康になる』仕組みもこの漢方薬の考え方と
大変似通っています。

栄養も私たち誰もがDNAに組み込まれている「自然治癒力」を引き出し増強してくれます。
私が多くの文献や研究結果から学びまた自分で体感していることは、この自然治癒力が
強力で病気にならない体までを栄養で作ることが出来るということです。

多少の病気にかかっても、正しく栄養を強化することで、自分の自然治癒力を高め、
根本治癒することも出来てしまいます。

漢方薬と栄養の違いは僅かです。
私自身、日ごろ摂っている腎臓や肝臓のための『漢方薬』も『薬』というよりは
栄養の一種であり、ビタミンサプリメントとともに過去30年近くも毎日常用愛用しています。

こういった漢方薬の中には植物フラベノイドやカロテノイドなど、栄養学の立場からも特に
体に有用とされている物質が多く含まれています。
またサプリメントの中にもXXの実からとったとか、根から抽出などと、まるで漢方薬のような製法のものも多く見られます。
こういったことから、サプリメントと漢方薬の境界線は次第に見分けがつきにくいものとなっていくように思えます。

話題は変わりますが、日本の高齢者には(西洋)薬漬けの方が多過ぎます。
それも対症療法といって、当座の症状を抑えるだけで、根本治癒はしてくれない薬ばかり。
副作用を調べると恐ろしいものが30も50も出てくるものばかり。
欧米の医療から見ても、また栄養学立場からも、「狂気の沙汰」といっても
言い過ぎではないほどの種類と量を処方されています。
しかしいったん病気になると、薬を摂らないという選択は(お医者に逆らうのですから)
大変な勇気が必要です。

西洋薬を飲まない人ほど健康で長生きできます。
そのための一助となるのが良質なサプリメントです。
(成澤)