「くしゃん」ときたら、「燥邪」にご用心!!
最近、スーパーで買い物した時にレジ袋が
開けにくい!!
何度も、擦りながら開けようとするのですが
開かない。
仕方がないので、スーパーに置かれている
濡れタオルで、指を濡らしてレジ袋を
開けているニュートラジェンの石井です。
レジ袋が開けにくいのは
年齢とともにお肌の潤い不足が
減ってきているからでもありますが、
それだけ空気中の湿気が少なく
乾燥が進んでいるということです。
「えっ!!年のせいでしょう」という
お言葉が聞こえてきそうですが、
それは横に置いておいて、
今回は、「燥邪」についてお伝えします。
この時期になると、「燥邪」が
暴れだします。
「燥邪」とは乾燥による障害のことで、
空気の乾燥だけでなく
体の潤いも奪ってしまいます。
燥邪は空気とともに肺に侵入し、
鼻や喉や口の渇き、
咽喉部が腫れたり痛みを持ったり、
体液を損傷させて空咳を出させたり、
肌や髪が乾燥したり、
大腸が乾燥することによる便秘などが
引き起こします。
また、呼吸作用を通して気や水液代謝をする
肺の機能が落ちることにより
むくみなどの水液代謝に関する
トラブルが発生したりします。
唇が荒れてきたり、くしゃみや、
のどの痛みを感じたときは、
体の潤いがなくなっているサイン
美容にも影響があるので
要注意です。
このサインをほっておくと風邪を引いたり
免疫力が落ちて、インフルエンザを
はじめとする病気に進んでしまいます。
燥邪対策としては、
肺や体を潤す作用のある食物をとることが
大切!!
この時期に旬を迎える銀杏・木耳・梨・
青梗菜・落花生などは、肺や皮膚を潤して
くれるのでおすすめです。
今は、本格的な冬の乾燥に備えるときです。
栄養豊富な食事や、
うるおいをたっぷり含んだ果物で、
しっかりと冬に向けた体づくりをしましょうね。