適切な油のとり方
日々口にする油。 油=太るというイメージですが、はたしてそうでしょうか?
そこで、今回から少し油について書いてみたいと思います。
油は、動物性脂肪やココナッツ油などの飽和脂肪酸と、植物や魚介に多い不飽和脂肪酸とに大別されます。
不飽和脂肪酸)は飽和脂肪酸に比べはるかに酸化しやすいものです。 残念ながら、ほぼすべての調理油は〔不飽和脂肪酸であるために〕高温で調理するとかなりの部分が酸化してしまいます。 下記のような工夫をして、なるべく酸化油脂を減らしましょう。
★ 植物油は加熱せずに、そのままドレッシングなどにして食べる。
★ どうしても植物油で揚げ物などをする場合、加熱温度は低めにする。
★ 外食では揚げ物を極力避ける (古い油を何度も濾して使うため)
★ 植物油も密閉容器に入れ、ふたをしっかり閉め冷蔵庫に保管。なるべく短期間に使い切る。(室温でも酸化は徐々に進むため)
★ 揚げ物やソテーなどの高温での調理にはなるべく飽和脂肪を使う。(飽和脂肪が殆どのココナッツ油がお勧め。バターでも良い)
次回は、おススメオイルの紹介をいたします。