自分の顔に責任を持とう!

第16代アメリカ大統領リンカーンの有名な言葉に
「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」があります。

 

 

顔の造作は親からもらったもの。
 

しかし、人間、40歳も過ぎれば、その人の品性や知性、
考え方がそっくり顔に表れる。
そうしてでき上がった自分の顔に責任を持たなければならない。
つまり、内面にある人間性が表に出てくるから
自分がしてきたことに責任を持てということでしょう。

 

 

 

こんにちはヽ(^0^)ノ
ニュートラジェンの石井です。

 

 

内面にある人間性が表に、顔に出てくると
いうことは、皆さん、納得できることでは
ないでしょうか。

 

 

すれ違う人の中には
「さぞや、ご苦労なさったことでしょう」と
思わずにいられない方もいるし、

 

 

反対に
「こんな表情のおばあちゃんになりたい」と
思わせてくださる方もおられます。

 

 

今回は、そんな人間性のお話ではなく、
体の健康状態も表に出てきているというお話です。

 

 

実は、体に溜まった内蔵の不調だけでなく、
生まれ持った体質までも、顔に浮かび
上がってくるのです。

 

 

例えば、口のまわりにできる吹き出物は
胃に炎症が起きていることを示しているし、
目の下にクマが出来た場合は、肉食の
摂り過ぎや喫煙、夜更かし、精神的ストレスなどを
示しています。

 

 

「自分の顔に責任を持て」ということは
自分の健康状態にも責任を持てということです。

 

 

東洋医学には、「顔望診」といって
顔を見て全身や内臓の健康状態を診察するという
方法があります。

 

 

鏡を見て、毎朝「顔望診」を習慣にすると
体の不調が病気に進行するまえに養生することが
できます。

 

 

毎朝のチェックポイントは次の通り

●顔色
●肌の状態
●目の状態
●鼻の状態
●口も周り、舌の状態
●髪の毛の状態

 

どんなことが分かるのか
顔色を例にとって説明してみると・・・

 

●白くて血色がない
元気不足で、疲れやすい

●白くて艶がない
身体をめぐる栄養や血液不足

●青白い顔色
身体に冷えがある証拠

●顔が青い
血液循環が悪い、肩こりがひどい

●顔全体が赤い
高熱があったり、熱感をともなう
風邪の症状や、便秘がある

●頬だけほてる
身体を滋養する水分が足りない

●顔が黄色い
胃腸機能が悪い。
黄疸やウイルス性肝炎がある。

●顔が黒い
「腎」が弱かったり、血液循環が悪い。

 

他のチェックポイントについても
追々と説明していきますので、
お待ちください。

 

毎朝、じっくりと顔を通して
自分の身体と向き合う時間を持つ。

 

そういうゆとりを持つことが
一番の健康の秘訣かもしれませんね。