おススメの油
おすすめの油をご紹介いたします。
① フラックスシードオイル(亜麻仁油)
フラックスシード(亜麻仁)を圧搾してつくられるフラックスオイル。 古代より、体に良い食品として利用されてきました。
約60%がオメガ3系の必須脂肪酸であるアルファリノレン酸で構成されており、オメガ3系脂肪酸の最適な摂取元として世界中で愛用されています。
アルファリノレン酸は、人間の体内でDHA・EPAに変換され、アレルギーを抑える、動脈硬化を遅らせる、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあります。
一日に10ccから20cc程度を召し上がることをお勧めします。
加熱するとせっかくのオメガ3の栄養素が壊れてしまうので注意しましょう。また、油は酸化しやすいものですから、できるだけ新鮮なものを選ぶようにしてください。
② ココナッツオイル
ココナッツオイルには合成ではない天然の「中鎖脂肪酸」(母乳や牛乳などの脂肪分にも3~5%含まれる天然成分)が豊富に含まれています。そのため、中性脂肪になりにくく、エネルギー代謝を活発にします。
また、酸化安定性が高く熱に強いココナッツオイル。それはココナッツオイルが植物性油脂には珍しく飽和脂肪酸を多く含んでいるからです。
その抜群の安定性から、調理用の油脂として最適です。ソテーや揚げ物、炒め物にも使えます。
血中の悪玉コレステロールを上昇させ、動脈硬化や心筋梗塞などのリスクがあると言われるトランス脂肪酸。
現在、ニューヨークのファーストフード業界などではトランス脂肪酸が問題視されており、さまざまなファーストフード店でトランス脂肪酸を含むオイルの使用が禁止されました。
日本でも、2011年になり消費者庁からトランス脂肪酸の含有量表示に関するガイドラインが発表され、セブン&アイグループがトランス脂肪酸を使った製品を排除すると発表するなど、トランス脂肪酸の摂取を抑制する動きが起こっていま
す。
特にバージンココナッツオイルは、コレステロールもゼロで、トランス脂肪酸も含まないことから、トランス脂肪酸を多く含むマーガリンなどの代替油として世界中から注目されています。
フィリピンでは免疫力を高めるためにバージンココナッツオイルを毎日スプーン2杯飲んでいるとのこと。
現在ではメタボリックなど、美容面からだけではなく健康面からも、適度なダイエットを正しい方法で進めることが大切になっていますので、バージンココナッツオイルを日々の健康に役立てていきましょう。