認知症、やみくもに恐れるより、できることを

認知症」という言葉は、それまで “痴呆(症)”などと呼ばれていたものが、
2004年にわが国で名称変更されて から使用されるようになったものです。

認知症」とは一つの病名を示しているのではなく、
脳の病気や障害などによって、記憶や思考などの認知機能が
持続的に低下する症状や状態の総称です。

日本の認知症の患者数は500万人を超え、今後も増え続けて
2025年には700万人に達すると予想されています。
認知症の原因疾患は、医学的には100以上あるといわれています。

下記におおまかな原因を図表にしておきました。
原因となるものによっては、それを治療すれば認知症が治る人もいるのです。

認知症の原因疾患

認知症の原因疾患

そして、原因の本を正せば、●偏った食事 ●運動不足 
●不規則な生活 ●喫煙・飲酒 ●ストレスなどの
生活習慣が原因となっている場合がほとんどでしょう。

例をあげると、認知症の全体の半数以上を占める
「アルツハイマー型認知症」や「血管性認知症」は、
生活習慣病が原因で動脈硬化を引き起こし、
脳の血流が悪くなることが一因になっているのです。

だからこそ、やみくもに恐れるよりも、
今日からでもできる生活習慣改善に取り組んで、
「認知症予防」に努めましょう。

毎日忘れずにニュートラヴァイタとBK9を
摂る、睡眠をとる、ストレスをためない。
ストレスホルモンが過剰に分泌されると、
脳の海馬(記憶を司る中枢)を萎縮させてしまうので、
あくまでもリラックスして取り組めることから始めてくださいね。

石井 恵美