たるんでませんか?
年を重ねると気になりだすのが「たるみ」。
顔の輪郭がぼやけて、ハリがなくなってきた。
二の腕がタプタプしてきた、なんてことはありませんか?
マッサージや美顔器などで、持ち上げてみても、たるむ。
運動しても変わらないなんて方は、「胃腸」が弱くなっている可能性が!!

たるみ
「たるみ」の原因は筋肉の衰えです。
漢方の五臓の考えに基づくと、筋肉と関係の深い臓は「脾(ひ)」=胃腸。
脾が虚している、脾気虚、つまり胃腸が弱っていることが「たるみ」の原因と考えます。
脾気虚体質の人は
〝 筋肉がつきにくく落ちやすい〞というのが特徴。
そのため、若いころから肌のたるみも起こりやすくなります。
反対に筋肉質で肉付きの良い人は歳を重ねても肌にハリがあります。
脾気虚の人の特徴は、
疲れやすい、体力がない、もたれやすい、胃下垂、食べても太らない、もしくはぽっちゃり体型、下半身太りなど.。
胃腸が弱いと血が作られにくく、血液が足りないので内臓の元気もなく、血流の勢いもなくなります。
皮膚表面の血流が悪くなり、くすみや乾燥も起こりやすく、たるんできます。
このタイプの人は、筋肉を鍛えるより、まずは胃腸を強化することが大切で早道。
脾が弱っていることを手っ取り早くチェックできる場所はトイレです。
流した後に、便が便器についているのは、脾が弱っているサインです。
そんな時は、冷たい物、甘い物、ベタベタする物(油物やヨーグルトも要注意)を避け、そして食べ過ぎないこと。
夏場でもシャワーで済ませず、湯船に浸かる習慣を!!
内蔵美人が、いつまでも若々しさを保つコツですよ~