タンパク質は朝からしっかり!!
レジスタントスターチが含まれる食品の摂取量は減少していると前回でお伝えしましたが、筋肉や臓器を作るほか、さまざまな生理機能の維持にも不可欠な栄養素「タンパク質」の日本人の摂取量も1990年代をピークに下がっているそうです。
筋肉は、日々そんなに変化を感じないかもしれませんが、常に細胞レベルでは分解と合成が行われています。
朝忙しくて朝食を抜いたり、麺類などの糖質に偏った昼食でタンパク質が不足すると、筋肉は分解されてエネルギーとして使われてしまったり、体の機能の維持に使われてしまいます。
だからこそ、夕食に偏ってタンパク質を摂るより、朝食、昼食、夕食で均等にタンパク質をきっちり補給するようにいたしましょう。
1回の食事でとるタンパク質の目安は20g。ちなみに白米1杯に含まれるタンパク質量は4gほどです。
タンパク質を20g摂れる朝食例を3パターンご紹介します。

和食朝食例

洋食の朝食例

麺類の朝食例
とくに高齢者は意識してタンパク質を摂取しないと筋肉がやせ細ります。
そして、朝はエネルギーが枯渇していて筋肉が分解されやすい状態です。
ですから、朝はしっかりタンパク質を補給して一日をはじめてくださいね。

タンパク質