女性は自己犠牲によって月経を繰り返す

弊社のサプリメントを摂られた女性の方から、「へ~、こんなことにも栄養って
効くんだ!!」というコメントが寄せられて、驚かされることがあります。

女性一人一人、体も違うので、当然お悩みも違うのですが、
同性といえど、そんなお悩みもあるんだ~と驚かされるのです。

だから、お客様からの声で勉強させられることが多く、
 本当にありがたいなあ~と感じる日々です(感謝)244522

そして、女性のお客様のお悩みに少しでも役立つように
最近、分子栄養学と漢方の両面から女性の身体について
お勉強をしています。

 

 

 

本日、ご紹介させていただきたいと思った記事は、
漢方薬局を営んでおられる野崎 利晃さんの記事で
題して、

「女性は自己犠牲によって月経を繰り返す」

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月経周期とは生理から次の周期の生理までをいいますが、
一連の月経周期の間に女性はご自身の身体を傷つけています。

自己犠牲によって月経周期は成り立つのです。
生理が起こるという事はどういうことかというと、
子宮から子宮内膜(血管)がはがれおちるという事です。

これは炎症です。

生理が来ると言う事は、自分で身体に炎症を起こすと
いう事です。

最近ロキソニンやイブが良く売れているようですが、
こんな時に生理痛のために鎮痛剤を飲んでいたら、
炎症を抑えてしまって経血が子宮に残ってしまいますよね。

生理痛は無いのが理想です。
食生活や、睡眠、冷え対策から身体つくりをしてください。

もう一つ 排卵も自己犠牲によるものです。

排卵ってどうやって起こるかご存知ですか?

排卵まで180日かけて原始卵胞が成長します。
そして卵胞の中から、卵子が飛び出て卵管採に取り込まれる
のですが、卵子が飛び出る際には、卵巣という臓器に穴を
あけないと排卵が出来ません。

臓器に穴を開けないと卵子は卵管採にたどり着くことはできないのです。

という事はどういう事かというと、卵巣を自分で傷つけて
卵子は飛び出してくるのです。

排卵そのものも自己犠牲なのです。

この時も、炎症が起きているので、痛み止めなんかは飲んだら
排卵障害がおこりますよね。

一度の月経周期の間に2回も自己犠牲によって生命の
神秘は繰り返されるのです。

実はもう一つ・・・。 奇跡的に精子と出会った卵子は受精卵と
なります。

5から7日かけて卵管の力によって子宮内膜にたどり着くのですが、
その後が大仕事です。
子宮内膜という血管と融合しなくてはいけないのです。

これって分かりますよね?
よく子宮内膜の事をお布団といいますが、横になってから布団を
かけてもらえるわけではありません。
受精卵は子宮内膜にめりこむのです。そして融合するのです。

自己犠牲ですよね。

自分の身体に傷をつけないと融合(着床)できないんです。
着床出血というのはこのために起るのです。

卵子の表面 どれも痛そうですね。
生理痛 排卵痛 着床出血 ってこういう事です。

神秘的ですね。

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いかがですか?

自己犠牲という考え方がなかったので、私には目から鱗でした。

「なんて頑張ってきたのかしら、この身体!!」と自身の身体に
「褒めて進ぜよう」と言葉をかけたくなりました。

女性の皆様はいかがでしたか?
もっと自身の身体を大切に、思われたのではないでしょうか?

男性の皆様は、女性の自己犠牲の有り難さを感じて、
まわりの女性をもっと大切にしょうと思われたのでは!!

4月に入り、温かくなってきたとはいえ、朝夕はまだまだ
ヒヤッとする季節です。

女性の皆様、どうぞ身体を冷やさないようにお過ごし下さいね。

男性の皆様、ストレスは女性にとって最大の敵だと思って、
女性をいたわってあげてくださいませ!!    (石井)