ガンは5年以内に日本から消える②

昨日の続きで、ガンの要因から、予防や治療のヒントを見てみましょう。

 

1.糖を断つ、または大幅に減らす

高血糖というのは甘いものや炭水化物を多く取ったり、
インシュリン耐性が出来ている(2型糖尿病になっている)と
なりやすい状態で、その名のとおり血液中にブドウ糖が多い状態を言います。

ガンはブドウ糖しかエネルギー源に出来ませんので、
血液中の糖を少なくする(低血糖にする)とガンは成長できなかったり、
縮小したりするのです

もっとも有効なガン退治法の一つです。

「砂糖」とここで述べているのは実は砂糖だけではなく
一般の『炭水化物』も含み、これらは消化されると砂糖(ブドウ糖)に
なるのでご飯、パンや麺類イモ類に至ってまで完全に断つあるいは
減らす必要があるのです。

このため誰でもすぐに出来ることではありませんが
少なくとも予防のためにも血糖値を低めに保つことは
心がけたいものです。

 

2.酸素を十分に吸う

ガン細胞は普通の細胞と違って、酸素を嫌い、
また酸素を必要としない代謝方法をとります。

ですから、血液中の酸素濃度が高いとガンは成長しにくく
実際に高圧酸素室で酸素をたくさん吸う方法が欧州では
盛んに行われる正式な治療法となっています。

高圧酸素室は滅多に使えない私たちでも手軽に出来るガンの
予防法のひとつは「深呼吸を頻繁にする」ことです。

また深呼吸は代謝を上げ、体温も同時に上げる効果があるようで
次の温熱療法につながる制ガン効果もあるようです。

 

3.温熱療法、体を温める

低体温の人は正常な人に比べはるかにガンにかかりやすい
ことが統計的に知られています。

体温は高めのほうが免疫が良く働くことも明らかになっており、
低体温の人は免疫細胞がガンを見つけたり、攻撃したりする能力が
劣っているためにガンになりやすいという説明が多くの
専門家に認められています。

またガン細胞は耐えられる温度が普通の細胞に比べ低く、
42度から43度程度で死滅するようです。

43度というのはかなり熱いお風呂ですが、こういった熱めの
お風呂に入ることはガンを抑制する、または治してしまう効果が
あるといわれています。

またガンが体の表面近くにある場合は、ガンのある部分だけを
熱する治療法もかなりの効果があるようです。

またサプリメントや運動などで日ごろの代謝を上げると、
体温が上昇してきてガンになりにくい体質を作ることが出来ます。

 

4.高濃度ビタミンCの点滴療法

このほかに特筆すべきは、ビタミンCの大量点滴療法です。

ビタミンCは砂糖と分子の形が似ているためにガン細胞は
喜んでまた無制限にこれを取り入れますが、ビタミンCは
ガン細胞の中では通常とは逆に過酸化水素を発生して、
ガン細胞を破壊してしまいます。

また砂糖ではないので、正常な代謝は行われずに
「餓死」状態ともなります。

正常な細胞ではある程度以上はこのビタミンは入っていかず、
過酸化水素は発生しません。
ですから特に低血糖の状態で大量にビタミンCを入れると、
ガン細胞だけが、がむしゃらにビタミンを取り入れて
自滅してくれるわけです。

「ビタミンC点滴と断糖療法でガンが消える」(西脇俊二著)
いう本が出ていますが、それぞれ単独ではガンを完全には
治せなかった患者さんでも、両方の療法(洒落のつもり?)を
組み合わせ同時に行ったら素晴らしい結果が 次々に出たということです。

 

5.本当に必要な栄養を十分に摂る

ミネラル、特にセレンや亜鉛の不足がガンにかかりやすい状態を
つくることなどは宗像先生の本だけではなく多くの栄養学の本にも
書かれていることです。

またビタミンB類、特に細胞分裂に直接関わるB6, B12や
葉酸不足も異常な細胞の発生を招くとされています。

これに加え、カロテン、ビタミンA、D、K、コエンザイムQ10や
野菜などに多く含まれるフラボノイドなどもガンを防ぎ、
またすでに在るガンの進行を食い止めることが知られています。

マクガバンレポートだけでなく、現代西洋医学の標準治療、
特に抗ガン剤に対する疑惑や批判は今までになく高まっています。

たとえば「抗ガン剤だけはやめなさい」(近藤誠医師著)
尊敬する近藤先生が医療業界全部を敵に回すことを覚悟で
書かれた勇気ある一冊です。

放射線もそうですが、特に抗ガン剤治療は抗ガン剤の毒性で
患者の免疫や自己治癒力を破壊してしまい、この点で、毒を
排出して自己治癒力を高める代替治療とは真逆をいくものです。

抗ガン剤で確かにガンが縮小する場合もありますが、
「ガンは消えるが患者も亡くなる」場合が多く、
ガンで死亡したと統計上扱われる方の多くが、
実は抗ガン剤の毒性による内臓の機能不全で亡くなっているのです。

代替治療の多くは、十分な栄養を取り同時に毒を排出して、
免疫を含む自己治癒力を高めることが、病気の予防においても、
また治療でも最優先であり、基本だとしています。

どちらの治療方針が患者さんのQOL〔生活の質〕を保ち、
また高い治癒率を達成しているかを考えると、答えは明らかではないででょうか?

お医者さんと保険制度が代替治療には味方をしてくれません。

せめてガンにならないように栄養や食事で
自己防衛をすることが一番ではないでしょうか! (成澤)