「医学常識はウソだらけ」高血圧について②

塩分を減らしても血圧は十分には下がらないことが多いということは、166457
高血圧の原因は、どこにあるのでしょうか?

この場合の高血圧の直接の原因は「血管が詰まっている、
ないし細くなっていること」 そして「血管の柔軟性が
失われてもろくなっている」ことなどです。

これ以外にもホルモンやミネラル類のバランスの乱れで、
血管の収縮が起こることなどもありますが、ここでは長期的に
おこる不可逆的変化に注目することにしましょう。

血管がしなやかなゴム管のようであれば、血管が心臓の拍動と
ともに膨張してくれて、上の血圧を抑えてくれます。

血管が一部詰まっていたり、細くなっている場合は、
必要な量の血液を送り出すためには心臓がより強く(高い圧力で)
血液を送り出す必要がありますね。

ですので、高血圧の本当の直接の原因は血管の劣化が最大の問題なのです。

この血管の劣化が塩分によって主に起こっているのなら「減塩指導」も理に
かなうのですが、血管の劣化は明らかにほかに原因があります。

米国の医師でいろいろと指南をしてくださる方の一人に
ラッセル・ブレイロック医師がいます。
ブレイロック医師は「高齢者で手術をしたら、血管をつまんだだけで、
ぼろぼろとそれが破けていく、そんな血管の持ち主を何人も見てきた。」と
おっしゃっておられます。

どうしてそこまで、血管がボロボロになってしまうのでしょうか?

このような血管の劣化の真犯人は何者でしょうか?

それを単刀直入にいってしまえば、
主に(1)酸化、(2)糖化 と(3)血管の再生能力不足なのです。

活性酸素の害はよく知られているようですが、血管までも、
ずたずたにしてしまう恐ろしさまでは知られていません。

活性酸素は血管内壁を直接犯していくだけでなく、血中に流れる
コレステロールも酸化することにより炎症を起こさせ、
また血管を詰まらせる原因ともなります。

酸化については例えば喫煙者の場合動脈硬化が早く進むことが
疫学調査で明らかにされていますが、これは主にタバコが生む
活性酸素によるものと思われます。
水溶性と油溶性と両方の抗酸化物質を摂ることによって、かなり
このダメージはかなり遅くすることが出来ます。
(ヴァイタとBK9には大変優れものの抗酸化物質が多量に含まれています。)
BK9 & VITA1

 

糖化は糖尿病患者が「合併症」と言われ目の網膜や腎臓など毛細血管の多い部分などで特に大きな問題点を引き起こす主原因で、血中に多すぎる糖が血管の細胞のたんぱく質と結びつくことによって、そのたんぱくが本来の役目を果たせなくなることと言えるでしょう。
その本来の役目とはこの場合血管の内膜の組織を接合し、強い膜としての機能を持たせることですが、糖化することによってここにあるコラーゲンたんぱくなどが破壊されてしまい、内膜が、内膜としての機能を果たせなくなり、次第にこの変化が血管の外側にまで及んで来るのです。
この糖化に関してはいわゆる植物フラボノイドやカロテノイドなどが糖化を防いで
くれる(動脈硬化も遅くする)ことがほぼ明らかになっています。
(ベータカロテン、ルテイン、ゼアキサンチン、銀杏葉エキスなどがこの類ですが
BK9に多く配合されています。)
また果物、野菜類にもフラボノイドは入っていますので、これらを十分に食される方々は
高血圧になりにくいのです。

 

第三の原因として挙げたのは、血管の再生能力の衰えですが、tanpin3_img
これは残念ながら高齢になるに従い、皮膚と全く同様に、血管も薄くまたもろくなったりするのが通常なのです。
しかしながら、タンパク質、特にコラーゲンたんぱくの原料となるコラーゲンそのものやプロリンというコラーゲン再生に必要なアミノ酸などを十分補給してやるとこの血管の衰えも遅くすることができることが分かっています。
(プリスタには吸収の良い低分子コラーゲンやプロリンおよびコラーゲン再生を促進する成分が配合されています。)

 

 

タンパク質や必須アミノ酸を十分摂ることは、肌や関節と言った表面的な健康にとどまらず、
「血管」という全身にわたる最も重要な臓器を保護し、また再生を促進するという意味が
あるので、まずはしっかり日々の食事で補いましょう。      (成澤)