体内環境を良くする栄養 ビタミン編
1. ビタミン
ビタミンを重要な順に列記しますと、
① ビタミンB12
② 葉酸
③ ビタミンB6
④ ビタミンD(D3)
⑤ ビタミンC
⑥ ビタミンA(ベータカロチン)
⑦ ビタミンE
⑧ ビタミンB3
⑨ ビタミンB1
⑩ パントテン酸
⑪ ビタミンB2
なぜビタミンB12が筆頭に来ているか、不思議に思われた方も多いでしょうが、
ビタミンB12は欠乏症の人が大変多く〔米国では約4分の1の人が欠乏症、
特に菜食主義者に多い)、この欠乏症が他の病気と誤診されているケースが
大変多いからです。
また細胞分裂時のDNAの保護に最大と言っていいほど大きな影響を与える
からです。
このビタミンB12は細胞分裂時のDNA保護の効果から異常な細胞や
がん細胞の発生を抑えます。
その上に免疫細胞の強化、増殖に大きく寄与するためガン予防に2重、3重の
役割を果たします。
葉酸はB12に助けられやはり正しいDNAの複製に寄与し、異常な細胞や
奇形の発生を防ぐ効果があります。
しかしながら、B12が無いと葉酸は十分にその効果を発揮できません。
妊娠中の女性には〔細胞分裂が大変活発な〕胎児のために葉酸を取ることが
標準的に指導されていますが、B12を加えていないことはまったくの片手落ち
ですし、またB6もこれらに準じて正常な細胞分裂に寄与していますので
一緒にとるべきです。
4番目にきているのが、ビタミンD(D3)です。
昔から米国では東北部にがん患者が多く、晴天の多い西南部では
ガンが少ないことがわかっていました。
また夜勤を続ける人には昼間勤務の人よりがんの発生が多くなっています。
これらは日光に当たる時間が多いことで、ビタミンDが皮膚で作られ
このビタミンDがガンを防止するのだということがほぼ明白になっています。
またビタミンDは免疫を正常化や強化して、がんのみならず、自己免疫疾患
〔アトピー、喘息、一部のリュ-マチなど〕をふくめた多くの疾病に効果が
あることがわかっています。
最近は日光による皮膚の老化促進が一般的な知識になったため、日本では特に
ビタミンD欠乏症の人が増えているようです。
日光浴をあまりしないのであれば、サプリメントで十分な量(2000IU以上)を
摂ることが必要です。
(成澤)
ご参考までに、弊社製品のニュートラヴァイタとBK9を組み合わせた
ヴァリューセットを推奨量を摂られると、上で説明したビタミンが
次の如くたっぷり補給できます。
ビタミンB12 150μg
葉酸 1000μg
ビタミンB6 72.5mg
ビタミンD (D3) 3000IU