気づき
私は50歳を超えたころに自分の変化に気づきました。
集中力、スタミナ、ストレス抵抗力などの低下。
特に仕事の能率に直接響く集中力、記憶力の低下には特に悩まされました。
研究と勉強が好きな私はアメリカにはさまざまな健康に関する本(英文)が豊富なので、何十冊もの学術書を読みました。そして多くの先進的医師や著名な栄養学者たちの意見に多くある共通点に強く共感を覚えたのです。
それは「正しく十分な栄養を取ることで、多くの病気が予防できる」ということでした。
今では当たり前と思えることですが、その「正しく十分な栄養を取る」ということが、アメリカの一般的食生活からいかにかけ離れているかということに愕然とするほど驚いたのです。
「酸化した油がいけない」、「砂糖の取りすぎはいけない」
などとは少しは聞いていましたが、これらがいかにして頭の働きを悪くし、また多くの内臓の機能低下を招くかを、その生化学的メカニズムを理解することでいやというほど納得してしまったのです。
脳を含む「内臓の機能低下」つまり内臓の老化が健康を維持する上での大きな障害となることも。
癌は治らない?
糖尿病、メタボリックシンドローム、脂肪肝、アルツハイマーなど一度なってしまうと治らない、または治すことが難しい病気が恐ろしいし
そんな病気にかかりたくない・・・・・。
研究
そこで私はこれらの予防に役立つ栄養を徹底的に研究しました。
アメリカに長く住み、アメリカ国籍も取得した私は、たくさんの研究資料や文献を読み、第一線で活躍する研究者やドクターに話を聞きに行きます。そしてたどり着いたのは、まずは脳の老化防止に役立つサプリメントと食事でした。
そしてそれを早速自分自身で実践してみたのです。
すると、なんと僅か1週間で、集中力の向上、活力の復活、睡眠の質の向上など、多くの効果が歴然と現れたのです。
それで満足してしまうことができない私は、もくもくと関連する医学雑誌や論文も含め読み続け、また処方の改良に励みました。
そうすると、はじめは「脳に良いだけ」と思っていた栄養成分の殆どが、
「細胞とその中にあるミトコンドリア代謝の活性化」、
「毛細血管の炎症防止、保護」、
「活性酸素による細胞破壊の防止」、
「外部から入ってきた毒や代謝生成毒の排出」
など、すべての細胞に必要なプロセスを通じて、あらゆる臓器と全身の老化防止に役立つことがわかっていきました。
起業
「こんな良い方法があるなんて!これを家族、友人をはじめ広く知らしめることは私の義務だ」と思った私は周囲の人への啓蒙活動と健康増進への取り組みを、地道な研究と平行して進めていきました。
そして、これをより多くの人に広めたいとの思いから、身近な人に、自分がアレンジした成分のサプリメントを広めます。
(それが後にNutra-VITAとNutra―BK9となりました。)
そして聞こえてきたのは感謝の言葉。
それが健康の産業、サプリメント産業への本格的な参入のきっかけとなりました。
そして、もっと多くの人に知ってもらいたいと思うようになり、
Nutragenが誕生しました。
- 1977年
- 東京大学工学部卒業
- 本田技研工業研究所勤務
- 1981年
- 現在のボーイング社に入社。
小型ヘリコプターV22オスプレーなどの設計・研究開発に従事 - 1998年
- 東証1部上場の米国子会社を設立・初代社長として
7年半務めた後、独立 - 半導体産業・太陽光発電業界・医療機器業界向けの
工場のオートメーションシステムの製造販売会社、ストラータスオートメンション社を自己資本で起業 - 2012年
- 医療情報の実態伝達が遅れている日本の現状に危機感を覚えて、2人のパートナーとともに(株)ニュートラジェンを設立。
現在、日米、2国間を行き来しながら、ダブルパワーで両ビジネス継続中。